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《STRAMD》開講記念シンポジウム 「企業経営をデザイン思考する」報告1

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松岡克政(まつかつ)です。

昨日は、「企業経営をデザイン思考する」という題のシンポジウムに参加した。

写真.jpg


以下はホームページより抜粋

左脳と右脳、理性と感性、これらのハイブリッド効果を、経営に活かし問題解決をはかる時代の到来です。
しかもそれを従来の専門領域を超え、相互に刺激触発を図りながらソリューションを目指すのです。
経営とデザイン分野の先達としての実績を背景に、三者三様の立場から一つの指標を考え、
「学校」を構想し、実用力にあふれた「講座」の開講について語ります。
これこそまさに経営戦略とデザインの創造的融合です。


2~300名の席は満席だった
これは来春から立ち上がる STRAMD()という学校(?)の開講記念イベントでもある。

パネリストは、デザインと経営に関する大御所、中西元男さん、紺野登さん、内田繁さんの3名である。



2時間という限られた時間の中で3名それぞれから、状況論、組織人材について、STRAMDで求める人材についてのお話があった。

状況論については、
中西さんは歴史の中での日本、あるいは中国や韓国を見た時に、あるいはIT化、リーマンショックという激動の時代、その中で(も)、デザインは共通分母になるものであるといったお話をまずされた。引き続き紺野さんからデザインのデコンストラクション等、次代の中で求められる「価値」の変化についてお話しがされた。
続いて内田さんが、デザインとは人間、社会、自然を結ぶものだということ、そして「人間のため」→「日本のため」と考えていくことが(われわれ日本人なら)まず必要であり、しかし、それらは人類共通の共感を呼び起こすものとつながっているというお話をされた。

中西さんから、ベネッセが30年前に構想したことが今結果となっている、そういった「思いを形にする」という取り組み、「ストック的」な観点には、報道機関は目を向けないのもどうしたものか?という話があり、引き続き内田さんから、「変化」や「観察」、「微細なもの」への視点が日本人の特色であり、これらは21世紀に。より世界が着目するであろうと話された。話をつなげて紺野さんから、これらの話題の共通項は「文化」への関心であり、その文化は「もの」から「関係」へと変化しているとの話があった。ここまでで約1時間である。
この場面などはパネリスト同士の思考の混ざり合いが見られて、とても面白かった(内田さんをトリガーとして相互作用的)。


その後、組織、人材論についての話があった。

紺野さんから、現代は「モノ」ありきではなく、「コト」の中に「モノ」や、さまざまな要素が含まれていく状況になっていること、あるいはSECIモデル(野中郁二郎さん提唱の知のプロセスモデル)の観点の紹介、21世紀のデザインを20世紀のデザインと対比させて「知識デザイン」と呼び、自身、探求を重ねているという話があった。



続いて、中西さんよりSTRAMDでは理性と感性を融合した人材を育成したい、そのためには「仮説を建てる」ことが大事であるという話があった。市場(マーケット)観点だけでなく、社会的観点も今後の経営には求められており、見えないデザインから進めることが大事である。といお話があった。ブリヂストンのF1撤退が象徴的だというお話には、先のベネッセの話にも通じ、数10年分の重さ深さが垣間見れた。その話を受けて内田さんから広島のホテルの成功事例が出された。
紺野さんよりIDEO(アメリカのデザインコンサルタント会社)が提唱して最近流行っている体験,観察の取り組みの方向のほかに、内省的-総合の軸も必要であり、デザイン思考では、特にどちらとも大事であるという話があった。この話は、言われてみればデザイナーにとっては当たり前ではあるが、見過ごされがちな観点であると感じた。ここまでの組織、人材論で約40分間である。

U理論もそうだけど、デザイナーにとって当たり前のことを見える化、プロセス化することにより、その他の領域の方との共通言語が出来上がってくる。多くのヒトがデザインとデザイン思考に興味を持ち始めている今の時代がとても楽しみに感じた。私が今メスを入れ始めている「マインドマップによるデザイン思考の見える化」もきっと役立つことになると思っている。



残り20分間で、3名からSTRAMDへの思い、次世代のデザインニスト(拡張されたデザイナーの造語)へのメッセージがあった。

キーワードだけ言うと、
・紺野さんより、「やる気」と「内省的思考」のどちらも最低限必要であり、軸としては、「関係性」と「美的な教養(エステティック・バーチュー)」があるということ
・内田さんより「幸せとは何か?」、「体を動かすことが必要である」、と
・中西さんより、デザインを決定するのは経営者であるから、デザインを意思決定する人々へと向かっていく教育がSTRAMD教育であるとの話、「How to」ではなく 「Why to」を求めると。人を作る仕事をしていきたいとのメッセージが込められていた。
以上で20時15分となり、終了後、パーティが行われた。その他にも9時半以降まで盛り上がっていた。



と、ここまで、いつもの僕とは全く違う文章を書いてみた(笑)。

ちなみに、これらは時間中に書いたマインドマップからいくつかのキーワードを音声入力で書いた後、軽く修正しているものです。
ということはそもそも、僕の言葉に変わってしまっているものだということ、この文章も正確な概要の抽出ではないこともお断りしておく。
大事な論点のいくつかは、たまたま割愛されている。 例えば日本の製造業のことなど。



書いている途中


書き上げた後のマインドマップ ↓












この続きに関しては、投稿を分けるとしましょう。

《STRAMD》開講記念シンポジウム 「企業経営をデザイン思考する」報告2


マインドマップ(と僕)について興味を感じた方は続きも見てくださると
うれしいです。全く異なるタッチで書きなぐっています。



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マツカツ的読書のススメ

インナーワーク―あなたが、仕事が、そして会社が変わる。君は仕事をエンジョイできるか!
インナーワーク―あなたが、仕事が、そして会社が変わる。君は仕事をエンジョイできるか!
W.ティモシー ガルウェイ, W.Timothy Gallwey, 後藤 新弥
読みにくい。しかし、自然な欲求と自分の可能性を解き放つ方法を今までと異なった視点から描いた類まれな本である。
また、ここ数年の僕の行動に大きく影響を与えている本でもある。
ザ・マインドマップ
ザ・マインドマップ
トニー・ブザン
この本を忘れてはいけません、私の新しい役割としても。
基本は全て書かれている。
ただ、公認インストラクター研修を受ける前なら、適当に読み飛ばしたような箇所に、実はマインドマップの鍵があったりするなど、読むだけでマインドマップの全てを理解するのは、僕には難しかった。
体験をしたことでこの本の真価がよくわかったという感じ。
この本に書いてあるマップをお手本として眺めるのは非常に良いことだしおすすめもします。
「良いお手本」これは何かを習うときにはとても大事なことでしょう。
僕も「良いお手本」を書けるように精進していきます。(2006年11月記)
「できる社員」の最強メソッド マインドマップ(R)ビジネス超発想術 (アスキームック)
「できる社員」の最強メソッド マインドマップ(R)ビジネス超発想術 (アスキームック)
遠竹智寿子、月刊アスキー編集部
編集者の予測を裏切り(笑)、売れ続けているこの本、マインドマップの「今」を把握するうえでは欠かせない内容ですね。
注目すべきは、本の構成。前半と後半がページの色で区別されています。これは本の側面を見てもらえればわかります。
前半が「本物のパワフルなマインドマップ」になります。
もちろん、他のPCを使った「マップ」も「放射思考」という範疇では、非常にパワフルなツールであることは疑いようもありません。
ぜひ一度は手にとってみてください。
Buzan's iMindMap日本語版スタンダード・エディション
Buzan's iMindMap日本語版スタンダード・エディション

やはりお勧め。
というのは、マインドマネージャー(MindManager)のヘビーユーザーでもあり、手書きでも当然ヘビーユーザーでもある僕が実践的に使ってみても、「有用」だと感じるから。
上記二つのちょうど中間的な位置づけ。
・手書きが苦手だと思っている方
・再編集が必要なマインドマップを作る必要があるとき
・マインドマップアレルギー(笑)の方への説明に使用する
などのどれかに当てはまれば、まず使用すべし!
「パソコンで思考を描く」は、ウソではありません! 
トニー・ブザン頭の自己変革―未来を築く7つのツール
トニー・ブザン頭の自己変革―未来を築く7つのツール
トニー ブザン, Tony Buzan, 佐藤 哲, 田中 美樹
トニー・ブザン氏の最新著作(2006年11月現在)。
マインドマップは彼の取り組みのほんの一部に過ぎなかった!
全部で7つのツールの紹介と活用法を通じて、人間の無限の可能性を感じさせてくれる、とてつもない本です。
一行一行が深くて、そしてヒューマニティにあふれています。
マインドマップをより理解するためにどうぞ!
トニー・ブザン 頭がよくなる本
トニー・ブザン 頭がよくなる本
トニー ブザン, Tony Buzan, 佐藤 哲, 田中 美樹
30年以上前に出版されたこの本はマインドマップの出発点でもあります。
今読んでも全然古くなく、それどころか30年前にここまでの考察をした上で本にまとめていたことには驚かざるを得ません。
トニー・ブザン氏が「世界の脳と学習の権威」と言われているのを、改めてこの本から(も)感じました。
マインドマップ(R)for kids勉強が楽しくなるノート術
マインドマップ(R)for kids勉強が楽しくなるノート術
トニー・ブザン, 神田 昌典
トニー・ブザン氏の一連の著作では最もシンプルで親しみやすい内容です。マインドマップに興味を持たれたら一度手にとってみてください。たくさんの勉強に活用するマインドマップ事例も掲載されています。
また、見逃しがちですが、翻訳も相当いいセンスですね。
あなたのアタマから嫌でもアイディアが飛び出してくる!
あなたのアタマから嫌でもアイディアが飛び出してくる!
トニー ブザン, Tony Buzan, 田中 孝顕
上記のトニーブザン氏の本を読んだら次に呼んで欲しい本。
アイデアをだすアタマにするためのヒント満載。
あなたもいままでの10倍速く本が読める
あなたもいままでの10倍速く本が読める
ポール・R・シーリィ, 神田 昌典
僕が次にお伝えするフィールド。
この世界も非常に深い!
これからだんだんと情報発信していきますのでよろしくです。
「潜在能力」であらゆる問題が解決できる―あなたの才能を目覚めさせる「ナチュラル・ブリリアンス・モデル」4ステップ
「潜在能力」であらゆる問題が解決できる―あなたの才能を目覚めさせる「ナチュラル・ブリリアンス・モデル」4ステップ
ポール・R. シーリィ, Paul R. Scheele, 今泉 敦子
これは深い、深いよ。
直感的にすごい本だと思っています。これから実践していきますね。
発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法
発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法
トム・ケリー, Tom Kelley, ジョナサン・リットマン, Jonathan Littman, 鈴木 主税, 秀岡 尚子
デザイナーの持っているスゴイ力についてこれほどわかりやすく書かれている本はないのでは?
僕もこういった取り組みをしたいと思っています。
アクセスログ解析の教科書
アクセスログ解析の教科書
(有) いなかどっとコム, 石井 研二
僕の師匠、日本一のアクセスログ解析男!の本。常に進化している領域なので今は古典的名著か?
僕の名前も掲載していただいています。
戦略サファリ―戦略マネジメント・ガイドブック (Best solution)
戦略サファリ―戦略マネジメント・ガイドブック (Best solution)
ヘンリー ミンツバーグ, ジョセフ ランペル, ブルース アルストランド, Henry Mintzberg, Joseph Lampel, Bruce Ahlstrand, 斎藤 嘉則, 奥沢 朋美, 木村 充, 山口 あけも
様々な意見があるかもしれませんが、僕はこういう『多種多様な戦略を俯瞰』した本に価値を見出します。
『戦略』を考えるコンサルタントなら一度は目を通すべし!戦略っていろんな種類があるんだから。
戦略思考コンプリートブック
戦略思考コンプリートブック
河瀬 誠
戦略思考を身に着けるために、とても親切にわかりやすく書かれている。
各種フレームワークの特徴や使い方、注意事項などが書かれているのも貴重で参考になる。
セナ (RiversidePress)
セナ (RiversidePress)
桜井 淑敏, 谷口 江里也
20代の僕に大きな影響を与えた「セナという生き方」が、当時のホンダF1総監督の桜井氏とすばらしい詩人谷口江理也氏の対談で描ききられています。前半はF1の話がメインなので少しかったるいですが、後半は非常に深く示唆に富む内容でたまらなくいいです。
最後の谷口氏による詩『ローレッタ』も素晴らしい、の一言!
ことばを歌え!こどもたち―多言語の世界を開く
ことばを歌え!こどもたち―多言語の世界を開く
榊原 陽
多言語の自然習得活動、ヒッポファミリークラブで僕が得た体験は今も大きな影響を与えている。「ことばを自然科学する」というアプローチにより拓ける世界、20代後半の僕に完全に今までと違う視野を与えてくれました。
アルケミスト―夢を旅した少年
アルケミスト―夢を旅した少年
パウロ コエーリョ, Paulo Coelho, 山川 紘矢, 山川 亜希子
僕の今の行動の原点にもなっている本。
著者のパウロ・コエーリョ氏は詩人であり、シンプルで力強いストーリーの中に「人間」の「本当の可能性」、「強さ」を感じずにはいられない。
何度も読み返しています。
菜 (1)
菜 (1)
わたせ せいぞう
当然(?)全巻そろえています。
菜と耕平というこの夫婦と僕らは似ているね、と勝手に二人で話しています。
鎌倉を舞台にしたとても心温まるうつくしいストーリー、ここにあるのは僕らの理想の生活です。
(あーあ、恥ずかしげもなく書いちまった。。。)
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